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多重タグ薬物と処方選択の困難

薬物にあまりに多くのタグが付くと、処方選択の困難が生じる。『本草求真』では一味に五、六個の関連タグが付くことも多く、検索には便利だが、臨床判断ではどれが主軸か判定しにくくなる。

多重タグ薬物と処方選択の困難の図
タグの数ではなく、性・味・形・昇降などの根本次元から因果の主軸を探す。

核心は「タグは因果ではない」という点である。一味が大腸熱、胃熱、小腸熱を瀉すとしても、それらの作用が同じ階層にあるとは限らない。より根本的な一つの気化方向が、異なる臓腑や部位で複数の結果として現れている可能性がある。主因・次因・標象・果象を分けなければ、多重タグは情報膨張になる。

複数の瀉熱薬を例にすると、同一薬が複数臓腑の熱へ分類される。これは機械学習や資料整理には有用でも、臨床推演には十分でない。重要なのは、性、味、形、体、昇降、清濁、時間、入る経脈など、薬物の天賦的本質を構成する次元を見出すことである。