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『内経』時空モデルを薬物学の総座標にする

第二部では朱進忠の臨床用薬経験を、前講「時空篇」のモデルへ戻して検討する。核心の洞察は、薬物学、診断学、経方学は三つの孤立した知識ではなく、陰陽、四象、五行、三陰三陽、六淫と時空モデルの総座標へ帰すべきだという点である。

『内経』時空モデルを薬物学の総座標にするの図
薬物・診断・経方を、内経の陰陽・五行・三陰三陽・六淫という共通座標へ戻す。

選薬は症状に薬を当てるだけではない。病因病機を判定した後、対応する時空座標上で気化を動かす道具をどう選ぶかである。陰陽弁証は『陰陽応象大論』へ、五行弁証は五味所入と生克へ、五味弁証は辛散・酸収・甘緩・苦堅・鹹軟など固定動詞へ戻せる。

朱進忠『用薬経験真伝』の目録を見ると、多様な弁証用薬の章の多くが『内経』の時間・空間モデルへ写像できる。解毒法ですら、火、湿、草木、介虫など、より基本的な陰陽五行分類へ追跡できる。