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四象・五行と春夏秋冬のリズム

太極の螺旋運動に沿って考えると、異なる円周運動はそれぞれ独自の四象を持つことができる。

したがって、春夏秋冬は必ず年尺度における地球の太陽公転だけで成立する、と各民族の文化的慣習に縛られて考える必要はない。古人の意図により近く読むなら、太極螺旋のフラクタル(Fractal)構造に現れる四つの位相区間を、それぞれ春・夏・秋・冬と呼ぶことができる。

一日にも春夏秋冬があり、一月にも春夏秋冬がありうる。

では「四象」の「象」とは何か。簡単にいえば、異なる周期をまたいでも同じ位相区間へ入ったときに、感覚によって捉えられる現象である。それを粗く四群へ分ければ四種の「象」になる。温度、景観の色、さらには敏感な人が感じる匂いや、伝統的にいう天地の音にも、四象的な違いを考えることができる。

したがって万物は、異なる太極的円運動が異なる位相にあるときの条件変化を受け、意識しないまま集団的な行動変化を示す可能性がある。時空篇では月の四相を例にし、満月時に性衝動、攻撃性、情緒高揚などが強まるという仮説的な現象を「満月の火象」として検討している。

陳鼎三先輩の『医学探源』「探源図解」の中段と照合すると、このモデルの意図が分かりやすい。

木・火・金・水を四象という。四象が分かれれば、その中に八卦が寓される。天地の位置では、東は温、南は熱、西は涼、北は寒である。四象は一年をかけて輪旋する。陽は一年の前半で上昇し、陰は後半で下降する。陽が半ばまで昇れば春、完全に昇れば夏。陰が半ばまで降れば秋、完全に降れば冬である。春は生じ、夏は長ずる。これは木火の気であるため、春は温かく夏は暑い。秋は収め、冬は蔵す。これは金水の気であるため、秋は涼しく冬は寒い。